NAT針・汚血吸引療法(カッピング)とは?
目次
- カッピングとは?
- 汚血とは?
- 汚血はどこに溜まるの?
- どのような時がNAT針・汚血吸引療法(カッピング)を受けるのに適していますか?
- NAT針・汚血吸引療法(カッピング)施術跡はどれくらい残るの?
- NAT針・汚血吸引療法(カッピング)の副作用はありますか?
- NAT針・汚血吸引療法(カッピング)を受けられない方
カッピングとは?
一般的にカッピングとは、
皮膚に密着したガラス玉やプラスチックの玉の吸引圧(吸引して引っ張る空気圧)で筋肉をほぐし、
血行の促進と筋肉痛の改善などを行うことを言います。
カッピング(吸い玉)は西欧では紀元前2000年ごろから行われており、
その他、インド、中国、ギリシャなどでも紀元前から行われていました。
代替医療の一つとして中国をはじめ、様々な国で行われています。
日本でも整体院などで、カッピングを受けたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
当診療所で行うNAT針・汚血吸引療法(カッピング)は、皮膚に細いハリを刺し、
吸引カップを真空することにより、
体内の結合組織から汚血を直接吸い取ることにより、治療しています。
汚血とは?
病気が発生する根本的な原因は、体内から排泄できずに溜まった〝毒素〟にあります。
例えば、化学薬品、添加物、環境ホルモン、ステロイドなどの人工的なホルモンのことを言います。
これらの毒素が長期間に渡って体内に蓄積されると「汚血」となり、
さまざまな病気を引き起こすのです。
汚血はどこに溜まるの?
毒素は血液に入り混むと、
全身に流されていき、細い、毛細血管に入っていきます。
血流量の多い血管では、毒素も流されていくのですが、
毛細血管のような血流量が少ないとろこですと、
毒素が流れ切らなくなり溜まり、ドロドロとした汚血になります。
つまり、汚血は、体表近くの細かい血管に溜まりやすいのです。
その汚血を直接、吸い取ることができるのが、NAT針・汚血吸引療法(カッピング)なのです。
老廃物を取り除くことで体が楽になり、症状の改善に至ります。
アトピーなどの皮膚疾患、リウマチ疾患や糖尿病、高血圧などの生活習慣病、肩こり、腰痛症、体質改善、免疫向上エイジングケアなどに効果が期待できます。
それだけでなく、NAT針・汚血吸引療法(カッピング)の神経系への刺激は、過剰な緊張状態を緩和し、体を緩ませ、リラックスさせる効果があります。
※ NAT針・汚血吸引療法(カッピング)施術後、
すぐはヒリヒリする場合がございますが、当日お風呂に入っていただくことは可能です。
※ 汚血が溜まっていたところは赤みが長く残ることがあります(10日から14日ほど)。
2回目、3回目となるほど、赤みが引くのは早くなります。
※ 顔の周り、目の周りに跡をつけたくない方は、頭や背中など見えない部分でのカッピングで対応させていただきます。
どのような時がNAT針・汚血吸引療法(カッピング)を受けるのに適していますか?
上記の諸症状のほかに、特に病気などなくとも体がだるい、肩が凝っている、腰痛がひどいなどの時に受けていただくのもおすすめです。
NAT針・汚血吸引療法(カッピング)施術跡はどれくらい残るの?
初めてNAT針・汚血吸引療法の施術を受けた方は、
跡が消えるのに1週間から10日ほどかかる場合があります。
何度か受けているうちに跡は残りにくくなります。
ただし、症状のある患部は跡が残りやすい傾向にあります。
(詳しくはこちらをご覧ください)
NAT針・汚血吸引療法(カッピング)の副作用はありますか?
血行が良くなったり、血を抜くことになりますので、施術後すぐにだるくなったり、ふらつきがあったりします。
激しい運動や、飲酒は避けていただいています。
お風呂は当日入っていただいて大丈夫です。
詳しくはこちらをご覧ください。
あまりにも何度もこまめに治療をすると、貧血になる可能性もあります。
診察の時や、施術中にもしっかり問診させていただきますので、
医師の指示にしたがっていただければ、安心して受けていただけます。
NAT針・汚血吸引療法(カッピング)を受けられない方
・重度の貧血の方
・妊娠されている方
今回カッピングを紹介させていただきました。
最後までお読み頂きありがとうございました。