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2022.09.19院長ブログ

〝痛み〟や〝かゆみ〟は、 身体のメンテナンスサイン。

「だるい」「疲れやすい」「肩こりがつらい」など、ちょっとした不調はありませんか?

「病気じゃないから…」と、つらくても無視して、そのまま放っておいて10年、20年後も大丈夫?

今回は、「病名のない不調」との向き合い方について、お伝えします。

体のSOS、無視する人が多すぎます


若いときには特に症状がなくても、不摂生をしていると70代くらいで病気が出てくることが多いんですよね。

または、ハッキリとした病名がなくても、「湿疹ができてかゆい」とか、「あちこち痛い」とか、つらい症状に悩まされる高齢の患者さんを大勢診てきました。

ある日突然、病気や症状が出てくるわけですが、ほとんどの場合、その前兆は現れています。

例えば風邪や、背中の痛み・腰痛・頭痛といった症状は、身体からのSOS。

それを無視して、働き続けてしまうと後で病気につながる場合があります。

どこかが痛い・かゆい、というときに、薬を飲んだら症状を抑えられますが、痛み・かゆみ根本原因は解決されていません。

その根本原因は何かというと、身体にたまった「毒素」なのです。

現代社会で生きているだけで、毒素はたまっていきます。


 例えば、化学薬品や食品添加物、環境ホルモンなどは身体にとって不必要な「異物」であり、「毒」になります。

これらの「毒」を完全にシャットアウトして生活するのは、現代の地球上ではほとんど不可能でしょう。

少々の毒なら、体の中の解毒作用により、汗や尿、便などで体外に排出されますが、大量の毒素が長期間にわたって体内に蓄積されると、〝汚血〟となり、さまざまな症状を引き起こします。

この〝汚血〟こそが、あらゆる病気の原因なのです。
 
だから、「ちょっとした不調」を無視したり、その場しのぎでやり過ごすのではなく、「毒がたまっているサイン」として受け止め、きちんとケアしていく必要があるんですね。

毒を体の外に出すことが健康のカギ!


良いものを食べて身体の中に取り入れることも大切ですが、それと同様に、「体から毒を出すこと」が病気を予防する上では重要です。

毒出しの画期的な方法のひとつが、当院でおこなっている「汚血吸引療法」です。

皮膚に針を刺して、吸引カップで汚血を体外に吸い出すという治療法で、痛み・かゆみなどの症状を改善に導きます。

また、病気の根本となる毒素を取り除くため、全身の状態を良くし、免疫力向上や疲労回復の効果も期待できます。

すでに症状がある方だけでなく、メンテナンス・病気予防にもおすすめいたします。

また、普段から実践していただきたい、毒をためない生活習慣としては、「白湯」を飲むようにしてください。

白湯は体を温めてめぐりを良くしてくれ、毒になるものを水分と一緒に排出しやすくしてくれます。

この記事を書いた人
かたらおあゆみ
亀井順子 医師